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舌に苦味が残る

舌にぴりっと苦味が残る。
口をジャーッと流れる水で洗い流したら、
すっきりするかなと思っていても、なぜか残ってしまう舌の苦味。

この苦味は、あなたの体がちょっとずつ変化をしているのかもしれません。
人の体は、少しずつ体が変化しています。
だけれど、それは、少しずつであって、大きな体の変化ってないのですね。

舌に苦味が残るときって、口臭だって変化しているんです。

舌に苦味が残るのは、
口が臭くなっているんですね。

「するめ、口くさいよ。」

するめも、同級生にこんなふうに言われたことがあります。

「口くさい。」ってすごく傷つく言葉ですよね。
しかも、別の同級生にもいわれてしまったんですよ。

するめは、そのとき、すごくショックでした。
けれど、そのことを誰にもいえずにいたんですね。

学生時代だったら、まだ友人や家族にだって、聞きやすいじゃないですか。
いくら体の臭いのことでも、ですよ。

けれど、同級生の言葉があまりにもするめは、ショックだったので、
ずっと心の中で言葉を隠してしまっていたんですね。

もちろん、一言を聞いて以来は、ハミガキもしっかりとしました。
それも、白い歯ブラシを口の中にいれて、取り出したときには、
不思議と歯ブラシが真っ赤になるくらいに、磨いていたんですね。

「もっと磨かないと。」

真っ赤な歯ブラシを目にしても、するめは、そのようなことばかり考えていました。

学校へ行っていたときには、同級生の視線が怖くて、ずっと一人でいました。
友人同士で遊びに行くなんてことはもちろんありませんでした。
だって近づかれてしまうと、口の臭いで相手を不快な気持ちにさせてしまうからです。

学校からの帰り道は、真っ赤になった歯ブラシを捨てて、新しい歯ブラシを
放課後買いに行くことが日課となっていました。

中学校や高校時代も小学校に引き続いて、口臭の臭いが気になるので、
マスクをつけての登校を続けました。
幸い、するめは、学校を休むことだって多かったので、
病気がちな生徒だと周りからのレッテルをはられているようでした。

学生時代は、休めばよかったのですが、社会人ともなると、
仕事をしなければなりません。
人と会うことがつらいするめは、人とかかわる仕事ができるはずもありません。

「オレの口が臭いからこんなつらい思いをしなければならないんだ。」

惨めな気持ちでいっぱいいっぱいでした。
どうしてこんなつらい思いをしなければならないのか。

全部、するめの口が臭いのがいけないのか。